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間取り
マップ
幕末の偉人を多く輩出した街、鹿児島県加治屋町のパン屋さんの設計に関わらせていただきました。(TATO史上最南端…!)
グラフィックデザインからアクリル作品の製作をおこなうsuekko lionsと店主2人と共に店名を考えるところからひとつずつ進めてきました。
東京のパン屋「365日」で修行した夫婦が鹿児島で始めるお店は、子供から大人までが親しみやすい”街のパン屋”
店名にも「パンの店」が入るなど、わかりやすくて親しみやすい「パンの店ドードー」という名前に決まりました。
角地でガラス窓に囲われた10坪程の小さな店舗。外から見て何屋さんかわかるキオスクのようなイメージで、ファサードに面してぐるりとパンの陳列棚をつくりました。店主がパンをとって提供するのは、お客さんと会話をしながら買い物できるようにというお話が印象的で、3段ぎっしりパンが並ぶ陳列棚は、ちょうど顔が見える高さに設計。限られたスペースですが買ったパンをすぐに食べられるスペース、店内にカウンター席と外にビンテージの小さな椅子を設けました。
どの世代にも親しみやすい、どこかレトロさも感じるファサードとロゴデザインに黄色の床の内装、アクリルの照明や熊手、子供の目線の高さには動くドードーの映像の仕掛け。
長く愛される街のパン屋さんになってほしいです。
アートディレクション+撮影:suekko lions©
「パンの店ドードー」
OPEN:8:00〜 / 日祝定休
ADRESS:鹿児島県鹿児島市加冶屋町3-12
5190
店舗
32.65㎡
鹿児島県鹿児島市加冶屋町3丁目
内装完成:2024年1月
木造2階建